ダイエット

BMIと体脂肪率に相関性はないので過信は禁物

BMI=24.5(普通体重)

コロナ禍で自由に身動きが取りにくくなったこともあってか、
私にも「コロナ太り」という魔の手が忍び寄ってきました。

先月、体重を測定したところ…70kgという驚愕の数値が出たので、
「これはヤバい!!」と感じて、ダイエットを再開させました。

まさかここまで太っていたとは…思いもよりませんでした。

まずは体重を減らすことが必須となってくるのですが、
どこまで減らせば標準体型になれるのかが明確ではないので、
ゴールが見えていない状況です。

そういえば…「肥満度をチェックできる方法」がありましたね。

それを目安にして、理想の体重を設定してみることにしました。

BMIとは?

皆さんは「BMI」という数値をご存知でしょうか?

正式名称は「ボディマス指数」といい、肥満度を表しています。

通称BMI。現在、国際的に最も広く使用されている体格指数である。体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m) の式によって算出される数値を指す。統計上、この数値が22になると、最も病気にかかりにくいとされており、25を超えると「肥満」に値する。逆に数値が18.5を下回ると「低体重 (痩せ)」に値する。

引用元:Wikipedia

この数値を調べれば、自分が肥満かどうかが分かるということですね。

あとは計算方法と判定基準を確認しておきましょう。

BMIで肥満度を判定できる

「BMI」を計算することで、肥満度の判定が可能です。

BMIの早見表(一部)

「BMI」を計算する方法は世界共通となっていますが、
国によって肥満の基準が違ってくるので注意が必要です。

日本肥満学会による肥満の判定基準

まずは、日本肥満学会の定めた肥満の基準を載せておきます。

18.5:低体重
18.5~25:普通体重
25~30:肥満度1
30~35:肥満度2
35~40:肥満度3
40以上:肥満度4

BMI値が25を超えると肥満ということになります。

かなり分かりやすい基準ではないでしょうか。

WHOによる肥満の判定基準

そして、こちらはWHOの定めた肥満の判定基準です。

16未満:痩せすぎ
16.00~16.99:痩せている
17.00~18.49:痩せぎみ
18.50~24.99:普通体重
25.00~25.99:
30.00~34.99:肥満度1
35.00~39.99:肥満度2
40.00以上:肥満度3

WHOの判定基準は細分化されているので分かりづらいかも…

個人的に日本肥満学会の基準で十分な気がします。
(WHOは外国の機関ですからねえ…)

しかもWHOはテドロスのせいでイメージが悪すぎますし…

BMIの計算式

BMIの計算式は簡単なので、心配しなくても大丈夫です。

計算式

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

この公式に当てはめるだけで、計算ができちゃうのです。

しかし、体重が減る毎にこの計算をするのも面倒だったりします。

そんな時はBMI計算サイトを活用してみましょう!!

BMIを計算できるサイト

検索エンジンに「BMI」や「肥満度」と入力して検索してみると、
それらを自動で計算できるサイトが多数表示されます。

身長と体重を入力するだけでいいので楽ちんですよ。

BMIを計算した結果は「普通体重」だった

私も身長と体重を入力してBMIをチェックしてみました。

BMI計算機

BMI値は24.5です!
日本肥満学会の分類では普通体重です
Normal range (WHO classification)
普通体重の範囲は、49.2~66.4です
BMIが22となる標準体重は58.5です
標準体重との差は6.5kgです

ダイエットをしたところ、70kgから65kgへ減ったので、
65kgと入力したところ「普通体重」と表示されましたが、
まだまだ安心できないんですよねえ…

あと「標準体重との差が6.5kg」と書かれていますが、
「標準体重」とは一体何なのでしょうか?

標準体重まで減らすのが理想

実は数年前にもBMIと肥満度を計測したことがあります。

その時に活用した計算サイトでも「標準体重」という項目がありました。

肥満度チェックの判定結果

身長が163cmの場合、標準体重は58.5kgなのだそうです。

BMIが23.7で「普通:いいでしょう。」と高評価なのに対して、
肥満度が+11.1%で「要注意」となっているのが気になりますね…

標準体重まで減量しなければダイエット成功とは言えないでしょう。

今はこの時よりも太っていて65kgなので、
あと7kgもダイエットをしなければなりません。
これは長期戦になりそうな予感がします。

BMIでは体脂肪率を判定できない

BMIには致命的な問題があります。

BMIは「身長と体重だけを元にして計測される数値」なので、
正式な体脂肪率が分からないというデメリットもあるのです。

筋肉質のアスリート体型(体重が重くて体脂肪率が低い)でも、
「肥満」と判断されてしまったり…

隠れ肥満体型(体重が軽くても体脂肪率が高い)でも、
「痩せている」と判断されてしまったり…

これでは、正常な判断などできませんよね。

BMIが低かったといって本当に痩せているとは限らないので、
数値だけを過信しすぎるのは禁物ということです。

あくまでもダイエット時の目安の一つとして考えておきましょう。

まとめ

BMIを計算することで肥満かどうかが分かります。

しかし、体脂肪率まで判定することができないので、
本当に痩せているのか判別しにくいという欠点もあります。

・まずはBMIを「標準体重」の数値まで減らす
・そして、体脂肪率を減らしていく

…という手順でダイエットをするのが効果的でしょうね。

BMIはあくまでも基準の一つとして考えておきましょう。

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