2019年10月2日に発売されたGLAYのアルバム「NO DEMOCRACY」が、
ブックオフで2000円弱という破格の値段で売られているのを発見!!
このアルバム、気になる曲があるんですよね~…というわけで即購入しました。
GLAYのアルバムを購入するのはかなり久しぶりな気がします。
数年前の「MUSIC LIFE」以来ですからね。
もくじ
開封してみた
帰宅してからCDを開封しました。
ケースは白がベースでシンプルな仕上がりとなっています。


しかし、GLAYメンバー4人の衣装は真っ赤でド派手というね(笑)

中のデザインもかっこいいです。配色が最高すぎます。

そして、GLAYがデビュー25周年の大型ライブツアーを開催しています。
そのスケジュールの詳細が記載された紙が添付されていました。

2ヶ月で17日も…!!凄まじいスケジュールですね。
しかも全国各地を周るのだから、おだやかじゃなさすぎる!!
私も直にGLAYを見に行きたいな~…
収録されている楽曲リスト
GLAY「NO DEMOCRACY」には以下の14曲が収録されています。

・REIWADEMOCRACY
・反省ノ色ナシ
・My name is DATURA
・Flowers Gone
・氷の翼
・誰もが特別だった頃
・あゝ、無常
・戦禍の子
・JUST FINE
・はじまりのうた
・あなたといきてゆく
・COLORS
・愁いのPrisoner
・元号
個人的に最も気になったのがアルバムの大トリを飾る「元号」です。
元号が平成から令和に切り替わって半年くらい経っていますからね~。
GLAYが元号…というか時代をどのように解釈しているのか興味深いのです。
特に良かったと思う楽曲1「My name is DATURA」
曲名から全く期待していなかったのですが、めちゃくちゃ良かった!!
My name is DATURA、忌み嫌われた通り名
月は翳り憂い踊る闇に生まれし華
孤独な男が人目を避けて路地裏を歩く…そんな世界観ですかね?
歌詞に「闇」とか「憂い」とか混ぜ込まれるとどうもダメだ(笑)
作詞&作曲はHISASHIなんですね。HISASHIの楽曲はクセが強くて好きです。
そして、4:08辺りの「そっと触れた~」の歌い方が素敵過ぎました。
TERUが綺麗な高音で歌い上げるんですよね。どこかセクシーでね。
その後、徐々に渋い低音になっていくのもまた最高です。
これはTERUにしか出せない味わいだと思います。
特に良かったと思う楽曲2「戦禍の子」
これはいろいろ考えさせられる楽曲でした。
愛という字の真ん中で怖い思いをしてるなら
辛い思いをしてるなら酷い思いをしてるなら
…と「愛」という字を否定的に捉えている歌詞が印象的です。
一見、遠い地のことを歌っているように聞こえますけど、
私たちが住んでいる日本にも言えるのではないでしょうか。
親が子を殺害したり、子が親を殺害したりするなど悲しい事件が後を絶ちません。
今の社会は「心」が失われつつあるような気がしました。
人としての尊厳を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
特に良かったと思う楽曲3「元号」
涙腺崩壊しましたわ…メッセージ性の強い楽曲でした。
特に以下の部分が核心を突いていたような気がします。
民衆が口にする絆はどれだけ強いというのだろう?
弱い者たちを見捨てた時の苦味は今も淀みのようだ
心から憎むもの、そのすべてをあなたが取り去ったとしても
その後でまた僕らはどこからか弱者を探し出し弾く
人間の愚かさなども凝縮されていて、いろいろ考えさせられました。
まさに「人としての在り方を問う楽曲」ではないでしょうか。
ネガティブなワードが散りばめられているんですよね。
私たちがこれまでの時代で犯した過ちを繰り返してはいけない…
新しい元号では変わらなければならない…というメッセージなのかもしれません。
TERUの力強い歌声と相まって、歌詞がグサリと心に突き刺さりました。
ファンでなくても聴いておくべき一曲ではないでしょうか。
まとめ
「NO DEMOCRACY」はシリアスな仕上がりのアルバムとなっていました。
特に「戦禍の子」「元号」は聴いていると涙がこぼれてくるので、
作業用BGMとしてはあまり向いていないかもしれません。
GLAYももうデビュー25周年か~。
解散したり、活動休止状態になるロックバンドが多い中、
GLAYはずっとグループとして長く続けているから凄いですよね。
私が少年の頃は「GLAY=かっこいいお兄さん」でしたが、
今ではそのような次元を超越した存在になりました。
今でも「憧れの存在」であることに変わりはないですけどね。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)