力を合わせて補習を乗り越えようよ!
あたしまで一緒にされたくないし!
現実を受け入れて補習を受けに行きなさい。
もう無意味なイライラとはおさらばだ!
アーユルヴェーダは身体の不調を改善するためのヒントになるはずです。
日常生活で以下のような状況に陥る人は、多いかと思われます。
・不安や恐怖が大きくて、新しいことに取り組めない
・怒りが収まらず、人に対して攻撃的になった
・無気力になって、何もやる気が起きない
・生活習慣が不規則になってしまった
これらは身体のバランスが崩れていることが原因かもしれません。
そんな時はアーユルヴェーダを実践されてみてはいかがでしょうか?
生活習慣などが改善され、身体のバランスを整えることが可能です。
もくじ
アーユルヴェーダとは?
アーユルヴェーダは身体を整えるためのヘルスケアシステムで、
今から遥か昔(約5000年前)にインドで発展し始めました。
体、心、精神のバランスと調和させることを重視しており、
自然治癒力を最大限に引き出すことを目指しています。
食生活やライフスタイルの変更でバランスを取ることが可能ですが、
これらは個々の体質(ドーシャ)に合わせてカスタマイズされます。
自分の「体質(ドーシャ)」を診断する方法
自分の体質がそれに当てはまるか答えていくだけで、
どのドーシャに属しているのかが判明しますよ。
「アーユルヴェーダライフ」というウェブサイトでは、
ドーシャ体質診断を受けることが可能となっています。
各ドーシャ毎のチェック項目は以下の通りです。
■ヴァータ体質度チェック
1.体型は痩せている。またはもともと痩せていた。
2.食べても太りにくい方である。
3.肩幅が細く、お尻も小さい。華奢な方である。
4.手足の血管や関節がはっきりしている方である。
5.顎が小さく鷲鼻な方。顔の左右が対称的でない。
6.歯並びがあまりよくなく、不揃いな方である。
7.早口で、よくしゃべる方である。
8.好奇心は旺盛だが、物事が長続きしない方だ。
9.決断や動作は素早いが、落ち着きがない方だ。
10.記憶力はとても良いが、忘れるのも早い方だ。■ピッタ体質度チェック
1.体型は中肉中背で平均的な方だ。
2.よく食べる方だ。体重の増減もある。
3.暑さが苦手で、汗っかきな方だ。
4.関節はやわらかく、柔軟な方だ。
5.顔はひし形、鼻筋は高い。肌の色つやも良い方。
6.顔や肌色は赤みや黄みがあり、日焼けしやすい。
7.話し方は明瞭ではっきりしている方だ。
8.自己主張ははっきりして、人にも厳しい方だ。
9.気が短く、イライラして怒りっぽい。
10.計画的だが、完璧主義者的なところがある。■カパ体質度チェック
1.体格は大柄でがっちりしている方だ。
2.太りやすい方だ。体重も比較的重い。
3.肩幅は広く、お尻も大きい方だ。
4.色白で、肌はしっとりしているがなめらかだ。
5.丸顔で顎もしっかりしている。
6.肥満しやすく、手足の血管も見えにくい。
7.覚えるのは遅いが、一度覚えたことは忘れない。
8.物静かで、話し方もゆっくりな方だ。
9.保守的で執念深い。物事に執着することが多い。
10.忍耐力・持久力はある。我慢強い方だ。
下記の中から該当する回答を選び、点数をつけてください。
よく当てはまる:5
まあまあ当てはまる:4
どちらとも言えない:3
あまり当てはまらない:2
当てはまらない:1
合計値を算出すれば、最も優勢なドーシャが判明します。
定期的に診断を受けてみるのもいいかもしれませんね。
「3種類の体質(ドーシャ)」の特徴
アーユルヴェーダにおける体質(ドーシャ)は以下の3種類に分けられます。
・「ヴァータ(Vata)」:空と風のエレメント
・「ピッタ(Pitta)」:火と水のエレメント
・「カパ(Kapha)」:水と地のエレメント
これらのドーシャは個人の身体面や精神面と関係性があるとされています。
ドーシャのバランスが崩れると様々な健康問題が生じてくるため、
それぞれに合った生活習慣や食事を行って調整する必要があります。
もっと詳しく知りたくなってきたで!
それぞれバランスが崩れた時の対処法も変わってきます。
「ヴァータ(Vata)」の特徴
「ヴァータ(Vata)」は空と風のエレメントから成り立っています。
動きやコミュニケーションを支配し、以下のような特徴を持っています。
■身体的特徴
・体格は細身で、体重も軽やか
・筋肉量が少なく、骨が目立ちやすい
・皮膚は乾燥して、カサカサ肌になりやすい
■心理的特徴
・大きな動きや変化を好む性格をしている
・思考が素早く、創造的でアイデアに富んでいる
・活動的な時とそうでない時の差が激しい
・バランスが崩れると不安や恐れが生じやすい
■健康的特徴
・代謝が不規則で、食欲も変動しやすい
・体温が低めで、身体(手足など)が冷えやすい
・神経系が敏感で、不眠状態に陥りやすい
■バランスの保ち方
・温かい食べ物、湿った食べ物を選ぶ
・規則正しい生活リズムを心がける
・睡眠時間を増やし、リラクゼーションを心がける
・ストレスが溜まらないように適度に管理する
「ヴァータ(Vata)」は変動しやすいのが欠点となりやすく、
生活習慣が不規則になってしまうケースが多くなりがちです。
そのため、日常生活にルーティンを取り入れることをおすすめします。
規則正しい生活習慣を送るきっかけにすることができるはずです。
そして、ストレスが不均衡を招く要因となってしまうため、
しっかりと休息を取り、心身のリラックスを促しましょう。
「ヴァータ(Vata)」の利点のみが目立っていますね。
「ヴァータ(Vata)」と「ピッタ(Pitta)」だったよ~!
2つが合体していると何だか強そうに感じるね♪
ドーシャはどれか一つが支配的だというイメージが強いですが、
複数のドーシャが組み合わさるケースも多いのですよ。
「ピッタ(Pitta)」の特徴
「ピッタ(Pitta)」は火と水のエレメントから成り立っています。
消化や代謝を支配し、以下のような特徴を持っています。
■身体的特徴
・体格は中程度で筋肉質
・体温が高くて汗をかきやすい
■心理的特徴
・野心的でリーダーシップの資質を持っている
・競争心が強く、情熱的で挑戦的な性格をしている
・知的で判断力や決断力が鋭く、効率的な問題解決をしやすい
・バランスが崩れると怒りやイライラなど情緒不安定に陥りやすい
■健康的特徴
・強い消化能力を持つ反面、消化不良などを起こしやすい
■バランスの保ち方
・冷たい食べ物、甘味の多い食べ物を選ぶ
・辛い食べ物、酸っぱい食べ物は避ける
・冷却効果のある活動(泳ぎ、瞑想など)を行う
「ピッタ(Pitta)」は熱を持ちやすい体質となっているため、
暑い環境を避けたり、冷たい飲食物を取り入れたりするなど、
身体に熱が入りすぎないように気を付ける必要があります。
また、怒りやすく、感情を爆発させるケースもあるので、
「アンガーマネジメント」などの技術を活用しながら、
感情面のコントロールを行うといいでしょう。
そして、激しい運動も「ピッタ(Pitta)」を刺激するので禁物です。
ウォーキングやジョギングなどの穏やかな運動を心がけましょう。
自分の欠点も浮き彫りになった気がします。
アンガーマネジメントも役に立つんじゃないかしら?
「カパ(Kapha)」の特徴
「カパ(Kapha)」は水と地のエレメントから成り立っています。
身体の構造や液体を支配し、以下のような特徴を持っています。
■身体的特徴
・体格は大きめで、がっしりしている
・肌は柔らかく、湿度が高め
■心理的特徴
・穏やかな性格をしており、忍耐強い
・安定感があり、人を支える力を持っている
・思いやりがあり、人との関係を大切にする
・バランスが崩れると無気力や抑うつ状態に陥りやすい
■健康的特徴
・消化機能のペースがゆっくりで、体重が増加しやすい
・体内に水分が滞留しやすく、冷え症になりやすい
■バランスの保ち方
・温かい食べ物、軽い食べ物を選ぶ
・冷たい食べ物、重い食べ物は避ける
・運動を定期的に行うことを心がける
「カパ(Kapha)」は体内に水分や脂肪が溜まりやすいため、
積極的に運動を行い、代謝を高めることが重要となります。
変化を好まず、物事をゆっくりと進める傾向があるため、
新しい活動に取り組んで日常生活に変化をもたらすことで、
心身のバランスを取ることができるようになります。
イマイチ何というか…ピンと来ないんだが…
きちんと対策方法をメモしておけよな。
環境の変化も上等やっちゅ~ねん!
各ドーシャの「摂るべき食物」と「避けるべき食物」
体質の欠点が出やすくなってしまうので、摂りすぎるのは禁物ですよ。
人の身体と同じく、食物もそれぞれ特性を持っています。
自分のドーシャと同じ特性のある食物を取り入れると、
ドーシャが増幅して、身体のバランスが崩れてしまうので、
異なる特性を持つ食品を取り入れていく必要があります。
どのような食物を取り入れていくべきか確認しておきましょう。
「ヴァータ(Vata)」の目指すべき食生活
「ヴァータ(Vata)」の目指すべき食生活は以下の通りです。
■摂るべき食物
・甘味、酸味、塩味が強い食べ物
・温かく、油っこく、湿っている食べ物
・卵、玄米、肉類、魚類、野菜類(根菜類)など
・熟して甘い果物(バナナ、マンゴー、アボカドなど)
・乳製品全般(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
・スパイス(ショウガ、シナモン、クミンなど)
■避けるべき食物
・苦味、辛味、渋味が強い食べ物
・冷たく、乾燥している食べ物
・乾燥した果物(ドライフルーツなど)
・カフェインが含まれる飲料
・スナック菓子
「ヴァータ(Vata)」は冷たい体質の持ち主ということもあり、
炒め料理、鍋料理、油料理など温かい食品が推奨されています。
また「ヴァータ (Vata)」はバランスを崩しやすい特性があるため、
推奨されている飲食物であっても過度に摂取するのは避けておき、
慌てずにゆっくりと食事をすることを心がけましょう。
「ピッタ(Pitta)」の目指すべき食生活
「ピッタ(Pitta)」の目指すべき食生活は以下の通りです。
■摂るべき食物
・甘味、渋味、苦味が強い食べ物
・苦みのある野菜(蓮根、茄子、キュウリなど)
・冷たくて甘みの強い果物(リンゴ、梨、桃など)
・乳製品(牛乳、無塩バターなど)
・スパイス(ターメリック、コリアンダー、カルダモンなど)
■避けるべき食物
・辛味、酸味、塩味が強い食べ物
・肉類、ナッツ類、卵など
・油っこい食べ物(揚げ物など)
・熱を持つ食べ物(唐辛子、ニンニク、玉ねぎ、トマトなど)
・刺激的な食べ物(アルコール、チョコレートなど)
「ピッタ(Pitta)」は火属性のドーシャで熱気があるため、
熱の属性を持つ食材や辛い食材などを避ける必要があります。
消化能力が強い反面、消化器系の問題を起こしやすい傾向が強いです。
なので、なるべく食べすぎないように気を付けましょう。
「カパ(Kapha)」の目指すべき食生活
「カパ(Kapha)」の目指すべき食生活は以下の通りです。
■摂るべき食物
・苦味、辛味、渋味が強い食べ物
・温かく、軽く、乾燥した食べ物
・(豆類、葉物野菜など)
・渋みのある果物(ザクロ、アプリコット、クランベリーなど)
・スパイス(レッドペッパー、ブラックペッパー、フェヌグリークなど)
■避けるべき食物
・甘味、酸味、塩味が強い食べ物
・重くて油っこい食べ物
・乳製品(牛乳、バター、チーズなど)
・甘みの強い果物(バナナ、ココナッツなど)
・冷凍食品
「カパ(Kapha)」は水が溜まりやすく太りやすい体質です。
なので、水分の多い食物や油を多く含む食物は極力避けて、
渋いや辛みのある食材や温かい料理を取り入れましょう。
そして、代謝が遅いので、ゆっくりと味わうことが推奨されています。
「ヴァータ(Vata)」に似ているね。
まとめ
自分の欠点が出にくいようになるんですね!
あたしも取り組んでみることにします!
過ごしやすい身体作りができるといいですね。
アーユルヴェーダと聞くと難しいイメージがありますが、
実は偏った生活習慣を見直すだけで改善が可能なのです。
1.まずは、自分の体質(ドーシャ)を診断チェックする
2.自分の体質(ドーシャ)への理解を深める
3.それぞれの性質に合った生活を心がける
身体が不調で困っている人は実践してみるといいでしょう。
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